遠くアメリカと日本とに離れ離れになっていながら、
二人の恋はどんどん進んでいった。
メールも沢山交換した。 多い日には日に4通も!
お互いに沢山の写真も送り逢った。

だけど私の中ではまだ軽い気持の遊びの恋愛ごっこ。
ただ久々に恋愛の中に身を置く事がうれしかった。ワクワクしてたの。

ただ彼の気持が怖かった。 
だんだん真剣に私との事を考えてくれる様になっていく彼が。
私からは彼が好きだとは言わない様にしていた。
そして彼からの気持を伝える言葉には必ずこう伝えていたの。
「その言葉はいつか出合う大切な人の為にとっておいて。」って。

虚構の私を信じて疑わない彼。 罪悪感で一杯だった。
だけど. . .
「もうちょっとこの恋の中にいさせて、もうちょっとだけ。」
「必ず彼の前から消えるから。だからあとほんの少しだけ。」
って自分に言い聞かせて. . .。ずるいよね。

そんな交際が1年半続いたある日、私の日本への本帰国が決まったの。

もちろん彼に伝えた。すごく喜んでくれた。早く逢ってみたいって。
だけど私はこれを期に彼との交際を止めようと思っていたの。

だけどダメだった。彼の事を好きになってしまっていたから。
年齢詐称しているから逢うのが怖かった。
逢ったらもっと嘘をつき続けなければいけない事になるのも怖かった。
それでも彼に逢いたいと思ってしまっていたの。

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女神の唇さん
お気に入りに登録して下さってありがとうございます。
女神の唇さんも海外生活の経験があるんですね。
こんな私の日記で良ければよろしくお願いします。

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